「『味噌汁は全部飲め』と言われてた」 元自衛隊が教える熱中症対策とは

フィットネス・健康 By - GLUGLU編集部 更新:

自衛隊の写真

外に出た瞬間、サウナのような暑さを感じる夏。少し歩いただけでも汗が頬を伝うでしょう。

夏に気を付けたいのが熱中症。

気付かないうちに脱水していて、身体が重いと思ったら、熱中症になっていることがあります。

子供から高齢者まで、誰もが熱中症になる危険性があるので、暑い日は注意しなければなりません。

暑い日も訓練をしている自衛隊は、どのように対策をしているのでしょうか。

元・陸上自衛隊で、お笑いタレントの、小野寺耕平さんが自身のYouTubeチャンネル『トッカグンの東京サバイバル』で、自衛隊式の熱中症対策を紹介しました。

米軍・自衛隊の熱中症対策は?

小野寺さんが動画で紹介したのは、米軍式と自衛隊式の熱中症対策、さらに家でできる自衛隊式の熱中症予防食の作り方です。

まずは、熱中症対策の基本として、涼しいところへ移動し、水分やミネラルを身体に取り入れることを紹介。

米軍式の熱中症対策は、ヒジから指先まで、冷たい水に浸ける方法です。腕にある太い血管を冷やし、血液の循環で身体全体の温度を下げるといいます。

水から出した両腕を、数十秒上にあげると効果的なのだとか。洋服を脱ぎ着できなくてもサッとできる方法ですね。

キャンプや、バーベキューをした時にクーラーボックスに入れていた冷たい水などで行うといいかもしれません。

氷水の写真

※写真はイメージ

キンキンに冷えた水に腕を入れる時は、浸けすぎないように気を付けてくださいね。

自衛隊式の熱中症対策は、梅タブレットを食べること。

自衛隊では、「昼飯の味噌汁は絶対に飲め」といわれるのだそうです。

味噌汁には、塩分とミネラルが入っているので熱中症の対策にいいのでしょう。

また、食堂では、クエン酸ドリンクがよく出るといいます。

「ノドが渇いた」と感じる時は、すでに身体が脱水している状態です。時間を決めて、こまめに水分を取りましょう。

レンジでできる乾燥梅の作り方

小野寺さんは、自衛隊おすすめの家で作れる熱中症予防食を、実際に作ってみました。

梅の種を取って、薄く平らにしたらキッチンペーパーの上に置きます。

種についた梅肉はそのまま食べましょう。

電子レンジに入れて30秒ほど加熱。裏表をひっくり返して、様子を見ながら水分を抜いていきます。

肉厚の梅だと加熱時間も変わってくるので、梅の様子を見ながら調整してみてください。

水分が抜けたら、自家製干し梅の完成です。

ひと口食べてみると「めっちゃ凝縮してる」と、とても酸っぱかった様子。食べきりサイズに切ると、衛生的に持ち運べそうです。

暑い日が続く夏は、熱中症にならないように、これらの対策を実際に試してみてくださいね!


[文・構成/GLUGLU編集部]

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トッカグンの東京サバイバル

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