勉強が苦手な子供には『ショート動画』? 教育系YouTuber・あきとんとんの戦略とは 学習 By - GLUGLU編集部 更新:2024-10-29 Share Post LINE はてな あきとんとんが語る、勉強をする意味とは? あきとんとんさんは、もともと勉強が好きだったものの、高校生になると分からないことが増え、勉強が面白いと感じなくなってしまったそうです。 勉強をやめて成績が落ちたことで、高校の先生から「きみの成績では大学なんていけないよ」といわれたのだとか。 すると、あきとんとんさんは「俺をなめるな!まずは、クラスで1位になってやる!」といった反骨精神を糧に、勉学に励むようになりました。 高校生ながらも、平日に5時間、土日には13時間以上も勉強していたというから驚きですよね。 GLUGLU編集部 勉強することに対して、当時はどのようにモチベーションを保っていたのでしょうか? あきとんとんさん 勉強やテストはゲームだと思ってやっていました。テスト当日を嫌な気持ちで迎える人が多いと思うのですが、僕は「ここでやっと1位が取れる!」と思ってワクワクしていましたね(笑)。 自ら高い目標を設定することと、「見返してやる!」といった反骨精神によって、高いモチベーションを維持したまま勉強を続けられたと話します。 ただ、中には勉強に付随する目標が見当たらず、やる気が起きないという子供もいるでしょう。 そこで筆者は、教育系YouTuberのあきとんとんさんに対し、このような質問を投げかけました。 GLUGLU編集部 あきとんとんさんが考える、勉強をすることの意味や価値はなんだと思いますか? あきとんとんさん 学校の勉強をする理由でいうと、努力の仕方が学べるからだと思っています。 あきとんとんさん テストで点数を取るために勉強をしても、 点があまり取れなかった時は、次のテストで勉強の方法や量を変えて、点数を少し上げる。こうした失敗と成功の繰り返しを経て、努力の仕方を覚えられるんですよね。 あきとんとんさん それは社会人になっても活きますし、それこそ僕は、YouTube活動においても活かせていると思っています! あきとんとんさんは、再生数が伸びなかった動画があった場合、その動画を分析することで次に作る動画に活かしているそうです。 学生の頃に、失敗を改善して成功に変える力を身につけたからこそ、クリエイターとして活躍する、今のあきとんとんさんがいるのでしょう。 「努力の仕方を学ぶ」というのは、子供だけでなく、大人にも響く言葉なのではないでしょうか。 あきとんとんの、今度のターゲットは『大人世代』? あきとんとんさんによると、同チャンネルを視聴している年齢層は、10~40代と意外にも幅広いのだそうです。 もともとターゲットにしていたのは、18歳あたりの若年層だといいますが、今後は大人世代を狙っていくといいます。 その理由を、このように語っていました。 あきとんとんさん 大人世代といっても、小学生をターゲットにした動画がキーになるのかなと考えています。 あきとんとんさん 子供を持つ親にあきとんとんの動画を知ってもらって、その親から「この人の動画で勉強しなよ」というように、親からあきとんとんを推してもらう作戦を検討中です。 同チャンネルでは、今まで中学生や高校生に向けた動画を出していたものの、小学生に向けた動画は作っていませんでした。 あきとんとんさんは、自身の動画を親から子供へ勧めてもらうためにも、親目線で作る、小学生向けの動画を増やそうと考えているといいます。 あきとんとんが見据える、今後の展望 チャンネル登録者数が50万人にのぼり、勉学に関する多くのイベントにも呼ばれるようになった、あきとんとんさん。 人気クリエイターとなった今、どんな夢や目標を持っているのかを聞いてみました。 あきとんとんさん いつもいっているのが、日本の国民全員が、あきとんとんを認知してくれることですね! あきとんとんさん 「なんとなく楽しい授業動画を上げている人がいるな」というように、多くの人が自分の存在を認知してくれたら、子供たちの学力向上に少しでもつながるんじゃないかと思っています。 あきとんとんさん そのためにも、いろいろなメディアに出て、自分の動画を多くの子供たちに届けたいです。その一歩として、テレビ出演を増やしたいと考えています! あきとんとんさんは、GLUGLUのインタビュー前に行われた桜美林大学での特別講義でも、テレビ出演を目指していると明かしていました。 「自分の力とは関係ないところでバズりたい」という想いから、自身の土俵であるYouTubeを出て、より多くの人が注目するテレビに出たいと話しています。 あきとんとんさんいわく、東進ハイスクールの講師でありながらもタレントとしても活躍している、林修さんのポジションを狙っているそうですよ。 近い将来、SNS上ではなく、テレビであきとんとんさんを見る日が来るかもしれませんね! 最後に、GLUGLUのインタビューに答えてくれたクリエイターに聞いている、『あなたにとってYouTubeとは』という質問をしました。 あきとんとんさんが、書いた言葉は…。 『第三の学校』 あきとんとんさん 自分のものも含め、YouTubeには授業動画がいっぱいあります。学校や塾といった、身の回りにあるオフラインの学びの場でも分からなかった時に来てほしい、もう1つの学びの場ということで『第三の学校』にしました! さらに、これからのYouTubeに期待していることも、この言葉に込められているようで…。 あきとんとんさん 以前よりも教育系YouTuberが増えたといっても、僕の中ではもっと増えてほしいと思っています。 あきとんとんさん 『第三の学校』なので、視聴者という名の生徒が来た時に、好きな先生を選べる状態にしたいんですよ。学校に行って、あきとんとんしかいなかったら、ちょっと嫌じゃないですか(笑)。 あきとんとんさん なので「YouTubeが、教科ごとにいろいろな先生がいる『大きな学校』になってほしい」という、将来的な意味も込めました! 子供の頃は定期テストや受験など、勉強に追われる日が多く、勉強自体を嫌いになってしまう人も多いでしょう。 勉強が苦手で悩んでいる人や、そんな子供を持つ親世代の人たちは、一度同チャンネルを見てみてはいかがでしょうか。 分かりやすく解説された、あきとんとんさんの授業動画で、きっと『分からない』が消え、勉強することが楽しいと感じるようになるでしょう! [文・構成/GLUGLU編集部] 1 2 チャンネル情報 【楽しい授業動画】あきとんとん チャンネル登録者数:51万7000人 再生回数: 7億2432万6444回 関連ワード Pickupクリエイターインタビュー この記事をシェアする Share Post LINE
あきとんとんが語る、勉強をする意味とは?
あきとんとんさんは、もともと勉強が好きだったものの、高校生になると分からないことが増え、勉強が面白いと感じなくなってしまったそうです。
勉強をやめて成績が落ちたことで、高校の先生から「きみの成績では大学なんていけないよ」といわれたのだとか。
すると、あきとんとんさんは「俺をなめるな!まずは、クラスで1位になってやる!」といった反骨精神を糧に、勉学に励むようになりました。
高校生ながらも、平日に5時間、土日には13時間以上も勉強していたというから驚きですよね。
勉強することに対して、当時はどのようにモチベーションを保っていたのでしょうか?
勉強やテストはゲームだと思ってやっていました。
テスト当日を嫌な気持ちで迎える人が多いと思うのですが、僕は「ここでやっと1位が取れる!」と思ってワクワクしていましたね(笑)。
自ら高い目標を設定することと、「見返してやる!」といった反骨精神によって、高いモチベーションを維持したまま勉強を続けられたと話します。
ただ、中には勉強に付随する目標が見当たらず、やる気が起きないという子供もいるでしょう。
そこで筆者は、教育系YouTuberのあきとんとんさんに対し、このような質問を投げかけました。
あきとんとんさんが考える、勉強をすることの意味や価値はなんだと思いますか?
学校の勉強をする理由でいうと、努力の仕方が学べるからだと思っています。
テストで点数を取るために勉強をしても、 点があまり取れなかった時は、次のテストで勉強の方法や量を変えて、点数を少し上げる。
こうした失敗と成功の繰り返しを経て、努力の仕方を覚えられるんですよね。
それは社会人になっても活きますし、それこそ僕は、YouTube活動においても活かせていると思っています!
あきとんとんさんは、再生数が伸びなかった動画があった場合、その動画を分析することで次に作る動画に活かしているそうです。
学生の頃に、失敗を改善して成功に変える力を身につけたからこそ、クリエイターとして活躍する、今のあきとんとんさんがいるのでしょう。
「努力の仕方を学ぶ」というのは、子供だけでなく、大人にも響く言葉なのではないでしょうか。
あきとんとんの、今度のターゲットは『大人世代』?
あきとんとんさんによると、同チャンネルを視聴している年齢層は、10~40代と意外にも幅広いのだそうです。
もともとターゲットにしていたのは、18歳あたりの若年層だといいますが、今後は大人世代を狙っていくといいます。
その理由を、このように語っていました。
大人世代といっても、小学生をターゲットにした動画がキーになるのかなと考えています。
子供を持つ親にあきとんとんの動画を知ってもらって、その親から「この人の動画で勉強しなよ」というように、親からあきとんとんを推してもらう作戦を検討中です。
同チャンネルでは、今まで中学生や高校生に向けた動画を出していたものの、小学生に向けた動画は作っていませんでした。
あきとんとんさんは、自身の動画を親から子供へ勧めてもらうためにも、親目線で作る、小学生向けの動画を増やそうと考えているといいます。
あきとんとんが見据える、今後の展望
チャンネル登録者数が50万人にのぼり、勉学に関する多くのイベントにも呼ばれるようになった、あきとんとんさん。
人気クリエイターとなった今、どんな夢や目標を持っているのかを聞いてみました。
いつもいっているのが、日本の国民全員が、あきとんとんを認知してくれることですね!
「なんとなく楽しい授業動画を上げている人がいるな」というように、多くの人が自分の存在を認知してくれたら、子供たちの学力向上に少しでもつながるんじゃないかと思っています。
そのためにも、いろいろなメディアに出て、自分の動画を多くの子供たちに届けたいです。その一歩として、テレビ出演を増やしたいと考えています!
あきとんとんさんは、GLUGLUのインタビュー前に行われた桜美林大学での特別講義でも、テレビ出演を目指していると明かしていました。
「自分の力とは関係ないところでバズりたい」という想いから、自身の土俵であるYouTubeを出て、より多くの人が注目するテレビに出たいと話しています。
あきとんとんさんいわく、東進ハイスクールの講師でありながらもタレントとしても活躍している、林修さんのポジションを狙っているそうですよ。
近い将来、SNS上ではなく、テレビであきとんとんさんを見る日が来るかもしれませんね!
最後に、GLUGLUのインタビューに答えてくれたクリエイターに聞いている、『あなたにとってYouTubeとは』という質問をしました。
あきとんとんさんが、書いた言葉は…。
『第三の学校』
自分のものも含め、YouTubeには授業動画がいっぱいあります。
学校や塾といった、身の回りにあるオフラインの学びの場でも分からなかった時に来てほしい、もう1つの学びの場ということで『第三の学校』にしました!
さらに、これからのYouTubeに期待していることも、この言葉に込められているようで…。
以前よりも教育系YouTuberが増えたといっても、僕の中ではもっと増えてほしいと思っています。
『第三の学校』なので、視聴者という名の生徒が来た時に、好きな先生を選べる状態にしたいんですよ。学校に行って、あきとんとんしかいなかったら、ちょっと嫌じゃないですか(笑)。
なので「YouTubeが、教科ごとにいろいろな先生がいる『大きな学校』になってほしい」という、将来的な意味も込めました!
子供の頃は定期テストや受験など、勉強に追われる日が多く、勉強自体を嫌いになってしまう人も多いでしょう。
勉強が苦手で悩んでいる人や、そんな子供を持つ親世代の人たちは、一度同チャンネルを見てみてはいかがでしょうか。
分かりやすく解説された、あきとんとんさんの授業動画で、きっと『分からない』が消え、勉強することが楽しいと感じるようになるでしょう!
[文・構成/GLUGLU編集部]