預けた荷物が運ばれる先は? 普段は見られない、空港の裏側をJALが紹介

旅行・おでかけ By - GLUGLU編集部 更新:

※写真はイメージ

飛行機に乗る時、機内に持ち込みができないサイズの荷物や、重量が規定をオーバーしている場合は事前に預ける必要があります。

できるだけ手荷物を減らして身軽に飛行機に乗りたいため、荷物を預ける人もいるかもしれません。

では、その預けた荷物は、どのように飛行機まで届けられているのでしょうか…。

『グラハン』と呼ばれる『グランドハンドリング』の仕事を見れば、ベルトコンベアで運ばれていった自分の荷物の行方が分かりますよ。

JAL、普段は見られない空港の裏側を公開

日本航空(以下、JAL)のYouTubeチャンネル『JAL、サブチャンネルはじめました。』では、『グラハン』の仕事が紹介されています。

『縁の下の力持ち』ともいわれる、『グラハン』。その仕事は多岐にわたります。

預けた手荷物が届く先は、『グラハン』の元。

海外では、荷物を飛行機に載せたり降ろしたりする時に客の荷物を投げる行為も散見されており、「キャリーケースが壊れやすい」といった話を聞いたことがあるでしょう。

しかし、「JALでは荷物を投げることはない」と断言します。

日本では、荷物を丁寧に扱っている航空会社が多く、その様子は海外からもたびたび称賛されるほど。安心して、手荷物を預けられるのは、『グラハン』の丁寧な仕事があるからでしょう。

飛行機には、手荷物以外にも、野菜や鮮魚などの食べ物や、パソコンなどの機器が入った貨物も積まれます。

荷物を積む時は、先に貨物を積んで、最後に預け荷物を入れるのだとか。その理由は、手前に積むことで到着した後、少しでも早く手荷物を出せるようにするためだといいます。

JALのグランドハンドリングの仕事

※写真はイメージ

『バルク』と呼ばれる場所は、手荷物を直接積んだり、ペットが乗ったりするところだそうです。

気圧と気温を調整できるので、ペットと一緒に移動する人も安心ですね。

『グラハン』は飛行機の誘導や、手荷物と貨物の運搬、客室清掃など飛行機の近くで働いていますが、客からはその姿があまり見えない仕事かもしれません。

飛行機に乗って出発する時に、手を振って見送る人を窓から見たことはないでしょうか。あの人たちこそ、搭乗する飛行機のために動いてくれた『グラハン』と整備士です。

※写真はイメージ

トーイングカーで飛行機を後ろに押し出し、プッシュバックが終わった後にお見送りをするのも『グラハン』の仕事。

飛行機に乗った際、手を振る『グラハン』が窓から見えたら「ありがとう」という気持ちで、手を振りたいですね。


[文・構成/GLUGLU編集部]

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JAL、サブチャンネルはじめました。

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  • チャンネル登録者数:9万2700人
  • 再生回数: 979万3754回
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