余ったアボカド、変色を防ぐには? 方法に「これは有益」「そんな手が」

料理・グルメ By - COLLY 更新:

※写真はイメージ

毎日使う冷蔵庫には、野菜やお肉、加工食品、調味料、飲料などさまざまな物が入っています。なかでも足が早い生鮮食品は保存方法が肝心です。いざ使おうと思った時に「ダメになっていた」という経験がある人も多いのではないでしょうか。

朝日放送テレビが運営するOnnela(OnnelaTV)のYouTubeチャンネルでは、生鮮食品の保存テクニックを紹介しています。

1.野菜を長持ちさせる保存テクニック

まずは、しなしなになりやすいレタスです。シャキシャキ感が保てるよう、芯を薄く切り、軽く小麦粉をまぶしましょう。そのままポリ袋に入れ、芯を下にして冷蔵庫に入れれば、2週間〜3週間鮮度が保てます。

次にご紹介するのは、ホウレンソウやコマツナなどの葉物野菜です。下茹でしてから保存する方法もありますが、その時間が確保できないこともあります。生のまま2cm〜3cmのざく切りにして、冷凍保存袋に入れましょう。しっかり空気を抜いて冷凍保存すれば、解凍せずにそのまま使えます。

冷蔵庫に入れても数日で傷み始めるモヤシは、袋の口を少し開けてから冷蔵庫にしまいましょう。袋の中にあるガスが抜け、そのまま保存するよりも2日〜3日鮮度を保てます。

2.余った薬味の保存テクニック

すべて刻んでしまった青ネギ(万能ネギ・葉ネギ)の保存には、セリアの『しゃかしゃかねぎポット』がおすすめです。容器の中にあるすのこのおかげで、ネギ同士がくっ付きません。冷凍庫に入れれば、1か月ほど保存できます。

ミョウガは、水の入った密閉容器で保存しましょう。ミョウガがかぶる程度まで水を入れ、3日に1回水を替えれば2週間ほど保存できます。

色が変わりやすいシソは、瓶保存がおすすめです。シソがすっぽり入るくらいの瓶を用意し、シソの茎の先端が漬かる程度の水を入れます。茎を下にしてシソを入れ、しっかりとふたをして冷蔵庫に入れましょう。3日に1回水を替えれば、2週間ほど保存できます。

3.アボカドの変色を防ぐ保存テクニック

切るとすぐに変色してしまうアボカドは、タマネギの切れ端と一緒に保存しましょう。タマネギに含まれる硫黄成分がアボカドの変色を防ぎ、1週間ほど日持ちします。

いつの間にか芽が出てきてしまうジャガイモは、リンゴと一緒に保存しましょう。リンゴから出るエチレンガスにはジャガイモを休眠状態にし、発芽を抑えられる効果があるといわれています。ポリ袋にジャガイモとリンゴを入れて冷蔵庫で保存すると、2週間ほど長持ちが可能です。

あまりがちなショウガは、清酒に漬けて保存しましょう。清酒に漬けることで、長持ちするだけでなく雑味も生まれません。そのまま料理に使えるのもポイントです。

4.置き方を変えるだけの保存テクニック

分離しやすいケチャップは、逆さに保存すると水が出てきてしまうことがあります。ケチャップは、口を上にして保存しましょう。反対に、空気に触れると酸化してしまうマヨネーズは、逆さ保存がおすすめです。

時間がたつと色が黒くなってしまう味噌は、開封後すぐに封を開けてラップをし、ふたを閉めて冷凍保存しましょう。味噌は完全に固まることがないので、冷凍庫から出してそのまま使えます。

果物の保存方法にも注意が必要

日本の秋を代表する果物の柿。そのまま常温で保管したり、ただ単にラップに包んで冷蔵庫で保存したりしていませんか。その何気ない行動が、傷みを早める原因になっているかもしれません。

Onnelaの動画では、柿をはじめとした旬の果物をおいしく日持ちさせる保存方法もわかりやすく紹介しています。口いっぱいに広がる上品な甘さをできるだけ楽しみたい人は、動画の内容をチェックしてみてください。


[文・構成/GLUGLU編集部]

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