え、これ全部そうなの!? 「えげつない…」と驚くほどの量の落とし物とは ライフスタイル By - GLUGLU編集部 更新:2024-04-15 Share Post LINE はてな ※写真はイメージ ・電車に傘を忘れてしまった…。 ・財布を道端で落とした。 ・交通系ICカードを見当たらない。落としたかも…。 あなたは、そんな経験がありませんか。 落とし物を見つけたら交番や駅の係員に届ける優しい人もいるでしょう。海外からは、落とし物をしても戻ってくる日本を称賛されることもあります。 警視庁の遺失物センターってどんなところ? 警視庁の遺失物センターには、1日に1万4千件もの落とし物が届くのだとか。 都内での落とし物は、警察署や鉄道会社に一定期間保管された後、警視庁の遺失物センターに届きます。 警視庁のYouTubeチャンネルでは、遺失物センターに潜入した動画を公開。そこには、驚きの光景が広がっていました。 【落とし物】遺失物センターに潜入してみた。【メトポリ】 警視庁遺失物センターにある落とし物とは 警視庁遺失物センター内の倉庫にやってきた、広報課の吉田さん。 倉庫では、各鉄道会社の落とし物が、色ごとに分けられた袋に入って保管されていました。 遺失物センターに持ち主が来たら、この袋の中から探しているのだとか。 2022年中に拾われた落とし物は、合計343万件だったといいます。そのうち、持ち主に返せたのが55万件。およそ16%しか、持ち主のもとに戻らないのですね。 落とし物の保管期間は、警察署または、遺失物センターに届けられてから3か月。 落とし主が現れず、拾った人が所有権を主張したら、2か月間保管を延長します。この2か月が過ぎると、落とし主が現れても受け取れないので注意が必要です。 落し物は、近年増加傾向にあり、落とし物を入れている袋も増えていっているのだとか。 撮影中には、袋を持って走っている職員の姿がありました。持ち主が遺失物センターに来署したのかもしれません。 職員は、この大量の落とし物の中から、探さないといけないので大変ですね。 「えげつない…」と驚くほどの量の落とし物 次に紹介されたのは、傘しかない『傘の部屋』。 吉田さんたちが「量がえげつない」「えぐいですよね」と話すほど、フロアには大量の落とし物の傘がありました。 梅雨の時期になると、フロアに収まらないほど傘が届くといいます。 ※写真はイメージ 2023年6月中は保管している5万本のうち、150本持ち主に返せたのだとか。この中から傘を探すのは至難の技ですよね。 保管期限3か月が過ぎた落とし物が保管されている場所には、交番では見ない量の落とし物があるといいます。 映像では見せられませんが、トイレットペーパー、メガネなどあり、中でも交通系ICカードは「こんな枚数は見たことない」というほどの量が集まっていたようです。 失くしたからといってすぐに諦めるのではなく、届け出を出すとまた戻ってくるかもしれません。 物を落としてもすぐに見つかるように名前やキーホルダーなど、外見上に何かしらの特徴を付けておくことをおすすめしていました。 動画では、郵送で持ち主に返す様子も公開。都内在住ではないため直接受け取れなかったり、仕事をしていて営業時間内に受け取れなかったりしても郵送で届けてもらうこともできます。 また、持ち主のもとへ戻るのは、落とし物を拾った人のおかげです。 落とし物を見つけたら拾って、持ち主に戻るよう交番や駅の係員に、届けたいですね。 [文・構成/GLUGLU編集部] チャンネル情報 警視庁公式チャンネル チャンネル登録者数:6万3300人 再生回数: 1865万817回 この記事をシェアする Share Post LINE
・電車に傘を忘れてしまった…。
・財布を道端で落とした。
・交通系ICカードを見当たらない。落としたかも…。
あなたは、そんな経験がありませんか。
落とし物を見つけたら交番や駅の係員に届ける優しい人もいるでしょう。海外からは、落とし物をしても戻ってくる日本を称賛されることもあります。
警視庁の遺失物センターってどんなところ?
警視庁の遺失物センターには、1日に1万4千件もの落とし物が届くのだとか。
都内での落とし物は、警察署や鉄道会社に一定期間保管された後、警視庁の遺失物センターに届きます。
警視庁のYouTubeチャンネルでは、遺失物センターに潜入した動画を公開。そこには、驚きの光景が広がっていました。
【落とし物】遺失物センターに潜入してみた。【メトポリ】
警視庁遺失物センターにある落とし物とは
警視庁遺失物センター内の倉庫にやってきた、広報課の吉田さん。
倉庫では、各鉄道会社の落とし物が、色ごとに分けられた袋に入って保管されていました。
遺失物センターに持ち主が来たら、この袋の中から探しているのだとか。
2022年中に拾われた落とし物は、合計343万件だったといいます。そのうち、持ち主に返せたのが55万件。およそ16%しか、持ち主のもとに戻らないのですね。
落とし物の保管期間は、警察署または、遺失物センターに届けられてから3か月。
落とし主が現れず、拾った人が所有権を主張したら、2か月間保管を延長します。この2か月が過ぎると、落とし主が現れても受け取れないので注意が必要です。
落し物は、近年増加傾向にあり、落とし物を入れている袋も増えていっているのだとか。
撮影中には、袋を持って走っている職員の姿がありました。持ち主が遺失物センターに来署したのかもしれません。
職員は、この大量の落とし物の中から、探さないといけないので大変ですね。
「えげつない…」と驚くほどの量の落とし物
次に紹介されたのは、傘しかない『傘の部屋』。
吉田さんたちが「量がえげつない」「えぐいですよね」と話すほど、フロアには大量の落とし物の傘がありました。
梅雨の時期になると、フロアに収まらないほど傘が届くといいます。
※写真はイメージ
2023年6月中は保管している5万本のうち、150本持ち主に返せたのだとか。この中から傘を探すのは至難の技ですよね。
保管期限3か月が過ぎた落とし物が保管されている場所には、交番では見ない量の落とし物があるといいます。
映像では見せられませんが、トイレットペーパー、メガネなどあり、中でも交通系ICカードは「こんな枚数は見たことない」というほどの量が集まっていたようです。
失くしたからといってすぐに諦めるのではなく、届け出を出すとまた戻ってくるかもしれません。
物を落としてもすぐに見つかるように名前やキーホルダーなど、外見上に何かしらの特徴を付けておくことをおすすめしていました。
動画では、郵送で持ち主に返す様子も公開。都内在住ではないため直接受け取れなかったり、仕事をしていて営業時間内に受け取れなかったりしても郵送で届けてもらうこともできます。
また、持ち主のもとへ戻るのは、落とし物を拾った人のおかげです。
落とし物を見つけたら拾って、持ち主に戻るよう交番や駅の係員に、届けたいですね。
[文・構成/GLUGLU編集部]