13~17歳の青少年のために… YouTubeが新機能『ファミリーセンター』を発表

ガジェット By - GLUGLU編集部 更新:

YouTubeを使う青少年のイメージ写真
※写真はイメージ

さまざまな年代の人たちが愛用している、YouTube。

世代を問わないコンテンツが投稿されており、未成年の子供が使うこともあるでしょう。

YouTubeは、このような未成年の利用をふまえて、13~17歳の青少年とその保護者がアカウントをリンクして利用する新しい機能を発表しました。

YouTube『ファミリーセンター』でできること

今後追加される『ファミリーセンター』という機能では、青少年が持つYouTubeチャンネルでの、アップロード件数、チャンネル登録件数、コメント件数などの情報が保護者に共有されます。

青少年が自身のYouTubeチャンネルで、動画をアップロードしたり、ライブ配信を開始したりした時に、保護者にメール通知が届くようになるのだとか。

これにより、保護者が青少年の創造的活動に関する助言をおこなう機会を設けます。

「青少年にとって非常に重要なのは、自ら選択し、自らを表現し、自らのアイデンティティと価値を追求する場を持つこと」と話す、ウィスコンシン大学マディソン校小児科准教授のエレン・セルキーさん。

YouTubeは、「青少年の自主性を尊重し、保護者と青少年が相互に管理できるようにした上で、青少年が知識あるデジタル市民になるための新しいリソースを提供するために新機能を作った」と発表しました。

青少年が動画から受ける影響は、想像よりも大きいでしょう。

YouTubeはこれまでにも、摂食障害や自殺を助長するコンテンツに向けた取り組み、プライバシーを守る新たな機能の導入などをおこなってきました。

幅広い年代が使うYouTubeは、今後も青少年たちを守りながら安全に使えるプラットフォームとして愛されるでしょう。


[文・構成/GLUGLU編集部]

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